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ワキガ・腋臭臭とフェロモンの関係
アポクリン汗腺がワキガ・腋臭の元凶ではないかと記載してきましたが、かつては種の保存のための重要な役割を担う重要な器官でした。どうやら、アポクリン汗に伴なうワキガ・腋臭のニオイは、フェロモンの役割を果たしていたのです。
人間は進化の過程で発情期を失い、2本足歩行になる事でニオイを感じる器官である鼻の位置が高くなり嗅覚が鈍り、その代わりに視覚や聴覚が発達するようになったのです。ニオイの原因となる分子は、たいてい空気より重いため、重力下では下に沈んでしまいます。つまり足元ほど濃度が濃くなるのです。
実は、進化の過程に関連することなのですが、生まれたばかりの赤ちゃんは全身にアポクリン汗腺を分布させています。しかし、アポクリン汗腺自体の活動が無いために全身からワキガ・腋臭のニオイを放つような事はありません。そして、成長とともの全身に分泌していた非活性のアポクリン汗腺は無くなっていくのですが、わきの下や陰部などには残ります。その後、思春期を迎えるあたりから、残ったアポクリン汗腺が活動するようになり、これは性ホルモンが活発化する時期に呼応します。
女性の場合、ワキガは卵巣から分泌されるホルモンの動きによって生じ、分泌量に応じて強く現れる傾向があります。
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